描き進めて全体の様子が見えてきたころの状態です。しかしまだまだ前哨戦と言ったところです。溶き油は、前半の描き進めの為に自身の制作に最適と判断し調合している2番目(テレピン・パンドル・リーシード)です。制作初期は絵の具を流動的に扱えるように乾性油を加えずに、2番は乾性油を加えて若干粘りのある溶き油にしています。ここまでは、結構一気に絵が進んでいきますが、これから悪戦苦闘の始まりで粘り強さが求められる仕事と言えます。
写真の右下にパレットを入れてみました。次回はパレット上の絵具について触れていく予定です。 「穂高遠望(美ヶ原より)」油彩80号変形
Comentários