テーマは写真と絵画。山岳画をかっこでくくってみましたが、山岳画が特別という事ではありません。わたしは主に山をテーマにしている山岳画家なので書き込んだまでです。
さて、今日は前回の復習と具体的に何が違うかをお知らせします。レンズと人の目とは根本的な違いがある事を前回書きました。今日は決定的な違いを具体的に一つ示したいと思います。人の目は垂直なものは何処から見ても垂直を感じています。しかし、カメラで撮影すると垂直方向に延びる線が平行に写らないのです。カメラをもってどの被写体でもいいのでファインダーを覗いてください。スマホでもいいですよ。例えば建ち並ぶビル。例えば道路に並んで立っている多くの電信柱などにカメラを向けるとわかってきます。人の目は、垂直の物は全て垂直と感じているのに反して、写真では多くの垂直線が平行を保っていないことに気付くでしょう。
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