昨日、ギャラリー井上の個展会場に、お子さんをお連れになって若いご夫妻がお越しになった。一点一点丁寧にご覧いただいていましたので、「千葉です。ありがとうございます。」ご挨拶すると、「えっ、ご本人ですか?」 わたしとしては、若い方々が美術に関心を持っていただいて、それが具体的な形として家族で個展会場にお越し頂いたことは、なにより嬉しい事でした。そして、以前よりネットを通して作品をご覧いただいていたことをお聴きし、これまた嬉しい知らせを頂いた。数年前、東京での展覧会の折にも、ネットでわたしの作品に興味を持っていただいた若いご夫婦が、やはりお子さんをお連れになってわざわざ見にお越しになられた方もいて、幸せを感じたことを思い出した。勿論、年齢など関係なく、わたしの作品に関心を寄せて頂いたことにも大きな喜びはあるが、何より若い方々が生活の中に美術を意識されていることに対して何にも代え難い喜びが湧いてくる。
今日は個展の中日、これから最終日までどのような出会いがあるかが非常に楽しみだ。
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